なぜ賀来賢人はウザいのだろう

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ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」の話です、もちろん。
もう、顔が近い!(笑)
これぞ怪演!!
夕刊フジにも取り上げられてました。

 脚本を手がける福田雄一氏の演出にもよるものだが、賀来の演技は登場人物の中でも浮き上がりそうなほどのオーバーアクション。白目をむいたり、奇声を上げたり、足をわざとらしく大きく組み替えたり、格好をつけようとして逆に空回りするウザさなのだ。

 ネット上でも「場違い」という声がある一方で、「すごすぎる」「爆発している」「好きになった」と肯定的な意見も多く上がっている。さらに住宅関係のCMでも同じような役回りを演じており、このウザキャラが今後賀来のイメージとなっていく可能性大だ。

 

そんな気になる賀来賢人について調べてみました。

  • 1989年7月3日生まれ。
  • 東京都出身。
  • 身長178センチ。
  • O型。
  • 趣味・特技はバスケットボール、サッカー。
  • 2007年に映画「Little DJ 小さな恋の物語」でデビュー。
  • 2009年に「銀色の雨」で映画初主演。
  • 2015年にニューカレドニアの観光親善大使に任命。
  • 2016年8月に榮倉奈々と結婚。
  • 中高一貫の男子校に通っていた。
  • 小学生の時はほぼ1年中縄跳びをしていた。学校で縄跳び表みたいなのがあり、上位になると張り出されてちょっとした英雄みたいになれるので三重跳びとか、色んな技にチャレンジしていた。
  • 高校生の時はバスケ部だった。
  • 男子校だったが、役者をやる前から友達とふざけあって、いかに面白いことを演じて笑わすか、面白いやつが一番みたいな環境だったので、今の役者に辿り着いたのかもしれない。
  • 部活の大会が全部終わり、引退となった時にもうやることがないなと思っていた時期があった。ちょうどそんな時、違う事務所の方にスカウトされた。ドラマとかを観るのが好きだったので「おっ、こういう選択肢もあるんだ」と思い、親にスカウトの話をしたら今の事務所の方からも名刺を預かっていると知らされ、興味本位でこの仕事に入った。
  • ドラマ「木更津キャッツアイ」が好きだった。出演している方がとても楽しそうに見えて、こういう仕事をやりたいなと思ったのが俳優になった一番のきっかけだと思う。
  • デビュー当時は「役者になりたい!」という強い想いはなかった。この仕事を始めてみたら、思ったより華やかではなかった。
  • 台詞は覚えるが、役を固めて現場に行くことはない。自分で演じる役を固めて、後で崩された時ほど恐いものはないので。
  • 撮影の現場では柔軟でいようとはしている。台詞を覚えて、現場へ行って、キョロキョロするというのを心がけている。
  • 演じる役の人間味を出したい。その人間のベースとなっている、格好良さとか、滲み出てくるものを、表情とか、佇まいで出せたら良いなと思いながらやっている。
  • 「役づくり」という言葉があまりしっくり来ていない。役をつくるとか、なりきるとか、気持ちを入れるとか、そういうタイプではないのかもしれない。演じている自分を客観視しないと、頭がおかしくなってしまう。そこの切り離しが上手な人が、面白い役者なのかなと思う。
  • この仕事を始めてから喜怒哀楽が激しくなった。それまでは、怒ったり泣いたりしなかった。でもこの仕事でスイッチが外れた。自分にはこういう感情の出し方があったのだと発見出来た。それから生きていくのが楽になった。
  • この仕事の素晴らしさは、自分もドラマを観て楽しそうと思って「人生が変わった」が、ドラマや映画を観てくれる人の人生が変わったり、頑張ろうと思ってもらえたり、人生に影響をすることが出来る仕事だということ。
  • 歌うことが好き。ミュージカルとかで歌えるのは良い。
  • 初めての舞台「スマートモテリーマン講座」の演出は福田雄一
  • 「言霊」は絶対にあると思っている。自分の言ったことが本当に無謀だとしても、言葉に出してしまえば後には引けなくなる。
  • 映画「森山中教習所」で野村周平と共演。野村がどういう人間なのかあまりわからなくて、得体が知れなかった。おちゃらけたりしているけど、それが素なのかキャラで作っているのかとか。でも、それが素だったとわかってちょっとホッとした。
  • 野村とは芝居のことはほとんど話さなかった。プライベートの話しかしていない。
  • 映画「森山中教習所」で光石研と共演。光石は色々話してくれて、優しく見守ってくれた。年が離れていても、同じ目線で話してくれるので、すごくやりやすかった。
  • 映画「森山中教習所」は大好きな作品。2週間で撮ったが、ロケーションも最高で、現場もすごくよかった。いつも試写では自分の芝居が気になるが、初めて何も気にせず見れた。それは自分にとってとても大きなことだった。
  • 映画「森山中教習所」でアクションシーンがあり、その撮影で少し動いただけでものすごい筋肉痛に襲われ、「これはヤバい」と思った。
  • 以前に比べて、健康に気を遣うようになった。朝はちゃんと決まった時間に起き、しっかりと朝食を摂るようになった。
  • 自分が頑張るほど、作品も現場も自分の気持ちも良くなって、面白さを感じられる仕事なので、オフでも何か仕事に繋げようという考えがいつも頭にある。努力は怠れない。
  • 妄想癖があり、常にいろんなことを考えている。非現実的だが、「いま事件に巻き込まれたら、どうしよう」とか「電車でケンカが始まったら、どっちにつく?」など考えている。
  • 10年近くこの仕事をしてきて、もう別の仕事はできないという思いが強くなってきているのを感じる。「役者として生きよう」と覚悟がグッと固まってきた感じに近い。役者をやっていて楽しいことがいっぱいあったし、何よりもやりたいこと、まだやっていないことがいっぱいあるので、ほかのことを考える余裕がないのかもしれない。
  • 影響を受けた役者は石橋蓮司。すごくキャリアが長いのに、いまだに自分で自分のことを下手くそと言っている。「下手だから俺は努力しなくちゃダメなんだよ」という言葉を聞いて、本当にすごいなと思った。現場でも色々なアイデアを出していただいた。
  • 古田新太の引き出しの多さは天才だと思う。古田は「気持ちなんかクソ食らえだ!」とよく言う。役者は基本的に嘘つきの仕事で、いかに嘘をつき続けられるかが大事で、そう思わせた者の勝ち。その考え方が面白いなと思った。
  • 古田新太は脚本をわざと「間違えて」読む。セリフひとつとっても、脚本や演出が意図している方向とはあえて違う解釈をして、それを稽古場で体現してみせる。でもそれがちゃんと成立するし、みんな納得させられてしまう。天才だなと思う。
  • 心構えは変わらないが、ドラマと舞台の違いは時間だと思っている。ドラマは一日に何十シーンも撮らなければいけないとか、一カットが瞬発的でやり直しがきかないという現実があったりする。舞台は1カ月間同じ稽古場を使って、何度もやり直しをして本番に臨むという流れだから、作り方の時間が根本的に違う。ドラマでは瞬発的な部分で発揮できる力が得られるし、舞台は生の反応があってすごく勉強になる。どちらも良い所がある。
  • 役者としての自分の強みができてきた。舞台やドラマで相当数のコメディ作品に出演してきたので、コメディなら同年代に負けないぞと思っている。誇れるものがあると、いつもよりもワクワクできる。この循環でずっとやっていこうと思える。
  • 妄想している30代の自分は「渋い大人の男」になること。渋いけれど、どこか温かい、男性にも「カッコいい」「あんな風になりたい」と憧れてもらえるような男になりたい。今と同じ気持ちで仕事を続けていれば、きっとなれるんじゃないかなと思う。
  • もしこの仕事に就いていなかったら、古着が好きなので古着屋とかをやりたかったと思う。
  • 仲の良い役者が3人くらいいて「旅猿」や「モヤさま」みたいなゆるい雰囲気の旅番組をやりたい。
  • ファッションはシンプルなものが好き。いつでも寝転がれる服装がいい。汚れてもいいような服だが、洒落っ気があるのが理想。
  • カバーオールが大好き。似たようなものを7着くらい持っている。
  • 自分の性格は頑固で、わりと素直。心を開けるまでちょっと時間がかかるが、心を開けばすごく素直。人見知りかもしれない。
  • お酒は弱いが好き。
  • キューバダイビングの資格を持っている。アシカと一緒に泳ぐのが夢。
  • 人生のベストムービー3本は「アヒルと鴨のコインロッカー」「ギルバート・グレイプ」「レオン」。
  • 好きな俳優はジョニー・デップ木村拓哉阿部サダヲ
  • 好きなミュージシャンはウルフルズ
  • 好きな作家は伊坂幸太郎
  • 長所は思ったことを言えること。
  • 短所はすぐ帰りたくなること。
  • ドラマ「ロングバケーション」は400回くらい観ている。
  • 慢性鼻炎なのでティッシュは絶対に手放せない。
  • 自分の顔の好きなパーツは眉毛。
  • 好きな女性のタイプはおでこがきれいな人。広くて大きなおでこが好き。
  • 初対面の人とは全く喋らないので「怖い」と言われる。
  • 理想のデートは公園でフリスビー。アクティブにいきたい。
  • 相手に彼氏がいることを知らなくて、無謀な告白をしてフラれたことがある。
  • 初恋は幼稚園のとき。背がでかい子だったこと以外、全く覚えていない。
  • 好きになる女性の年齢範囲は同い年から大竹しのぶまで。
  • 子供は3人ほしい。男2、女1がいい。
  • 子どものころにあこがれた職業はカリスマ美容師、パイロット、サッカー選手。
  • 今まで仕事をしたなかで最も影響を与えてくれた人は「銀色の雨」で共演した中村獅童。芝居で引っ張ってくれた。
  • 一緒に仕事をしてみたい人は森三中の黒沢かずこ。好きなので会いたい。
  • 俳優として長く続けていられたらそれで幸せ。
  • 今後やりたいスポーツはスカッシュ。カッコよさそうなスポーツを探していたら見つけた。
  • 占い師に見てもらったら「前世から目立ちたがり屋だった」と言われた。
  • 仲のいい友達のためにサプライズパーティーをしたことがある。
  • 何一つ成し遂げたことがない飽き症の自分が続いているのだから、俳優は天職なのかもしれない。
  • 大倉孝二はよく飲みに連れて行ってくれる。
  • 年に1本は絶対に舞台をやりたい。
  • ちょっとでも時間が空くと、すぐにマンガ喫茶に飛び込む。2時間あれば30冊くらいは読める。自分ではちゃんと読んでいるつもりだが、読み込んではいないと思う。パッと開いて、すっと理解できるマンガのが好き。
  • 一番好きなマンガは「グラップラー刃牙」シリーズ。「ONE PIECE」も大好き。作中に登場する、背中に大きく「正義」と書かれた海軍の格好で稽古をやっている。
  • 普段はバスケットボールやジムでトレーニングなど、インドアで身体を動かすことが多いので、旅先では自然とふれあうスポーツを積極的にトライしてみたい。
  • 旅に欠かせないのは「マイ枕」。横に丸まって寝るので、その体勢を支えてくれる自分仕様の枕が手放せない。

以上です。
これまた楽しみな役者さんですね。